医療人工知能ソフトウェア
AITRICS-VC
生体信号分析ソフトウェア AITRICS-VCとは？
製品紹介動画
病院に入院した19歳以上の患者の電子カルテデータを使用して、 一般病棟での急性重篤イベント(死亡、ICU転室、心停止)、 敗血症および心停止の発生リスクと、ICUにおける急性状態悪化(死亡)リスクを 予測するために使用されるソフトウェアです。
患者の異常兆候をできる限り正確に予測するために、 生体信号だけでなく、血液検査結果、意識レベル、年齢など、最大19種類のデータを活用します。
※ 19種類のデータ
- - 生体信号6種： 収縮期血圧、拡張期血圧、脈拍数、呼吸数、体温、酸素飽和度
- - 血液検査結果11種： 総ビリルビン、乳酸、pH、ナトリウム、カリウム、クレアチニン、ヘマトクリット、白血球数、重炭酸イオン、血小板数、CRP(C反応性タンパク)
- - 意識レベルスコア
- - 年齢
-
一般病棟
GW(General Ward)
-
SEPS (SEPsis Score)
一般病棟における敗血症4時間以内発生リスク
* 確証臨床試験(3,668名)結果、一般病棟での敗血症発生予測精度(AUROC1))は0.869でした。
MAES (Major Adverse Events Score)
一般病棟における急性重症イベント6時間以内 発生リスク
急性重症イベント
死亡- 予期しない集中治療室への転室
- 心停止
* 確証臨床試験(2,953名)結果、一般病棟での重症イベント(死亡、集中治療室転室、心停止)発生予測精度(AUROC)は0.961でした。
-
集中治療室
ICU(Intensive Care Unit)
-
MORS (MORtality Score)
集中治療室における急性状態悪化(死亡)6時間以内 発生リスク
* 確証臨床試験(754名)結果、集中治療室での死亡発生予測精度(AUROC)は0.975でした。
1) AUROC : スコアシステムの性能を評価するために使われる尺度、1に近いほど精度が高い
AITRICS-VC
FEATURES
人工知能の結果を活用することで、医療スタッフが患者の異常を早期に発見しやすくなります。これにより、
医療判断をサポートし、病院の運営効率も向上が期待できます。
※ マウスを乗せると詳細な説明が表示されます。
患者分類
選別された患者を「新規、観察中、完了、エラー、DNR」で区分して確認できます。
アラーム
選別された患者の最新アラーム履歴及びアラーム発生時間、選別根拠などの情報を提供します。
AITRICS-VC 予測スコア
最新の予測スコア及び直前の予測スコアとの変化量の値を提供します。
早期警告スコア(Early Warning Score, EWS)
既存の早期警告スコア MEWS、NEWSを1画面で確認できます。
Vital Sign
選別基準により選別された患者の最新バイタルサインを提供します。
HOW TO
STEP 01
電子医療記録(電子カルテ)
データ収集お
よび連動
病院内部ネットワークに接続されたPCの
ユーザー画面を通じて
患者状態を確認できます。
STEP 02
AITRICS-VCの
人工知能モデル
予測スコア算定
入院患者の生体信号、血液検査、
年齢、意識スコアなど 最大19種類の
データを活用します。
STEP 03
患者異常兆候の早期確認
医療スタッフの
迅速な対応可能
予測スコアを通じて 患者の異常兆候を
早期に把握し医療スタッフの
迅速な対応を支援します。